【初心者のための】Linuxってなに?Linuxがよくわかる解説

そもそもLinuxってなに?
Linuxを知っていると良いことがあるの?
Linuxを使うにはまず何から始めれば良いの?

Linux(リナックス)という言葉は聞くことがあるけど、正直よくわからない・・・
と思っている方は是非最後まで読んでみてください。

この記事ではこれらの疑問について解説します。
最後まで読んで頂けると、初心者でもLinuxの基本について理解できるようになります。

それでは、順に解説していきます。

目次

そもそもLinuxってなに?

結論からいうと、LinuxはOS(オペレーティング・システム)の一種です。
OSというと、WindowsやMac OSが最初に思い浮かぶと思いますがLinuxもこれらと同じOSで、名前をリナックスといいます。

OS(オペレーティング・システム)というのは、コンピューターの裏側で働いている影武者のような存在をイメージして頂くとわかりやすいと思います。

例として、テキストエディターでテキストを作成して保存することを考えてみましょう。
まずテキストエディターを開いて文字を入力し、入力が完了したら保存場所を指定してテキスト保存をクリックします。これで指定した場所にファイルが作成されて、操作完了です。

このとき、OSとテキストエディターの間ではこんなやり取りをしています。

OS:パソコン上の記憶装置(ハードディスク)からテキストエディターソフトを探して起動します。
OS:キーボードから入力された文字をテキストエディターソフトに伝えます。
テキストエディターソフト:保存するデータ内容と保存場所をOSに伝えて記憶装置に保存するよう、OSにお願いします。
OS:テキストエディターソフトから依頼されたデータの内容をキストファイルとして記憶装置に書き込みます。その後、記憶装置に実際に書き込んだデータの場所とテキストエディターソフトから依頼された保存場所とをひも付けて管理します。

保存場所と実際に記憶装置に書き込まれたデータの場所との関係は本の目次の見出しとページ数をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
目次の見出しが「保存場所」で、ページ数が「実際に記憶装置に書き込まれたデータの場所」のイメージです。

つまりOSは、テキストエディターなどの「ソフトウェア」とキーボードや記憶装置などの「ハードウェア」との橋渡し役として影で働く影武者のような存在なのです。

コンピューター、OSなければ、ただの箱」と昔先輩から教えてもらい、すごく納得したのを覚えています・・・。コンピューターにとってOSは必要不可欠な存在なんですね。

LinuxもOSの一種ですので、重要な役割を担っています。
では、WindowsやMacOSとは何か違いがあるのでしょうか?

実はLinuxには以下のような特徴があります。

Linuxの特徴
  • 無料で使えるオープンソース(アプリケーションも基本無料)
  • 安全性が高いのでサーバー用のOSに向いている
  • ユーザーインターフェースが画面操作(GUI)ではなく、コマンドライン操作(CUI)

順に見ていきましょう。

無料で使えるオープンソース(アプリケーションも基本無料)

WindowsやMacOSは有料のため、利用するにはOSを購入する必要があります。

Linuxの場合はオープンソースのOSであるため、無料で利用できます。
ソースコードが無料で公開されているソフトウェアをオープンソースのソフトウェアといいます。

Linuxにも様々なアプリケーションが存在していて、インストールすれば使えるようになります。しかも多くのアプリケーションがオープンソース・ソフトウェアのため、無料で利用できます。

LinuxはOSもアプリケーションも無料で利用できるのが特徴で、導入コストがかかりません。

安全性が高いのでサーバー用のOSに向いている

Linuxはユーザの権限や保存されるファイル、ディレクトリ(Windowsではフォルダに該当)に対するアクセス権限などの制御が細かく設定でき、セキュリティ面で安全性が高い設計になっているのでウィルス攻撃に強いのも特徴です。

またOS自体のメモリ管理も厳格になっているため、何かの拍子にOSがフリーズするようなことも滅多にありません。

OSが高い安全性を考慮して設計されているため、安定稼働や高セキュリティが求められるサーバーと非常に相性が良いのも特徴です。

ユーザーインターフェースが画面操作(GUI)ではなく、コマンドライン操作(CUI)

ユーザーインターフェースとは、利用者(ユーザー)とコンピューターとの境界面や接点(インターフェース)のことです。

Windowsの場合は画面上に表示されるウィンドウやアイコン、ボタンなどがユーザーインターフェースに該当します。

Windowsのようにアイコン画像やボタン画像などのグラフィックを使ってコンピューターを操作するユーザーインターフェースのことを特にGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)と呼びます。

LinuxはユーザーインターフェースがCUI(キャラクターユーザーインターフェース)なのが特徴の1つで、ここが初心者がLinuxを使う上で最初のハードルになります。

CUIとはコンピューターをキャラクター(文字)で操作するユーザーインターフェースのことで、コンピューターを文字だけで操作します。

CUIではコンピューターを操作するための文字を「コマンド」と呼びます。

LinuxではWindowsのようなマウスを使った操作はできないので、普段からGUIに慣れ親しんだ人からするとなぜこんな不便なインターフェースになっているのか理解不能だと思います。

ここで先ほどのCUIの特徴を思い出してみてください。

CUIではコンピューターをコマンドで操作します。

少し言い換えると、CUIはコマンドだけでコンピューターのすべての操作が行えるということになります。

実はこれってものすごく便利なことなんです。

Linuxを知っていると良いことがあるの?

結論からいうと、Linuxを知っていると得をすることはあっても損をすることはないです。
その理由を解説していきます。

Linuxを知っていると良いことがある
  • Linuxは多くの企業で導入されているのでLinuxのスキルがあると企業で重宝される
  • WEBアプリケーション開発をする上でLinuxで開発環境を作成すると便利

Linuxは多くの企業で導入されているのでスキルがあると企業で重宝される

Linuxサーバーでシステムを構築している企業が多いということです。
なぜ導入している企業が多いのでしょうか?

先ほどのLinuxの特徴のところで解説したようにLinuxはセキュリティ性・安定性が高いのに無料で使えるため、企業にとっては導入コストをかけずに安定稼働するシステムが構築できるからです。

Linuxサーバーの運用ができる人はまだまだ少ないのが現状です。そのため、Linuxを知っていて、さらにサーバー運用ができる人材は企業で重宝されます。

WEBアプリケーション開発をする上でLinuxで開発環境を作成すると便利

Linuxは無料で利用できますので、WEBアプリケーションの検証用サーバーを構築する際に非常に便利です。

最近では別にサーバー用のPCを用意しなくても、仮想環境ソフトを利用することでLinuxOSをインストールした仮想サーバーを作成することができます。

例えばWindowsで動いているコンピューターに仮想環境ソフトをインストールします。(仮想化ソフトのことをバーチャルマシンと呼びます)

インストールした仮想環境を起動して、その中にLinuxをインストールすることで仮想的にLinuxサーバーを起動させることが可能です。

あとはLinuxサーバー上にWEBサーバーやデータベースを作成すれば検証用サーバーを構築することができます。

仮想化ソフトには複数のOSをインストールすることができるので目的に応じて仮想サーバーを何台も作成することができます。検証が終わって不要になったサーバーだけを削除することもできます。

このようにLinuxはアプリケーション開発ではほぼ必須のOSなので、知っていると効率よく開発作業を進めることができるのです。

Linuxを使うにはまず何から始めれば良いの?

知っているとメリットが多いLinuxですが、画面で直感的な操作ができないために初心者には少しハードルが高いというデメリットがあります。
ここでは初心者がLinuxを始めるためにまず何をすれば良いのかを解説していきます。

Linuxを使うためにまずやることはこれです!

必要最低限のLinuxコマンドを覚える

Linuxはコマンドを知らないと何もできないのでここでは最低限知っておきたいコマンドをいくつか紹介します。

  1. pwd
  2. cd
  3. ls
  4. cat

pwd

pwdコマンドは現在のディレクトリの位置(パス)を表示してくれるコマンドです。
ディレクトリ」とはWindowsでいうフォルダのことだと思って下さい。Linux系のOSではフォルダのことをディレクトリと呼びます。また、現在のディレクトリのことを「カレント・ディレクトリ」と呼びます。
自分のいる場所がわからなくなったときは迷わずこのコマンドを実行しましょう。

cd

cdコマンドはディレクトリを移動するコマンドです。
例えば今いる場所が「usr」ディレクトリでそこから「local」という名前のディレクトリに移動したい場合は次のようにコマンドを実行します。

$ cd local #←localに移動
$ pwd       # 現在位置を表示
/usr/local  # 現在の位置

ls

lsコマンドは現在の場所(カレント・ディレクトリ)に存在するファイルとディレクトリの一覧を表示します。
例えば、カレント・ディレクトリに「aaa.txt」、「bbb.txt」が存在する場合、次のようになります。

$ ls
aaa.txt bbb.txt

cat

catコマンドはファイルの中身を表示するコマンドです。このコマンドは本来、ファイルとファイルを結合するためのコマンドですが、コマンドの後ろにファイル名を一つだけ指定するとそのファイルの中身を表示してくれます。
例えば「aaa.txt」の中身に「hogehoge」という文字列が保存されている場合、次のようになります。

$ cat aaa.txt
hogehoge

ここでは最低限知っておきたいコマンドを紹介しましたが、CUI(キャラクターユーザーインターフェース)のイメージが伝わりましたでしょうか。他にもどんなコマンドがあるの?と興味が湧いた人は以下のサイトをチェックしてみて下さい。

Progate

このサイトでは無料会員登録をすることで、初心者向けのさまざまなプログラミング言語のレッスンを無料で受けることができます。しかもレッスンはすべてWEBブラウザ上で受けれますので開発環境を作るなどの面倒な作業は一切不要というとっても便利なサイトです。
Linuxコマンドのレッスン※もありますので気になる人は試してみて下さい。
※レッスンでは「UNIXコマンド」という表記になっていますが、UNIXもLinuxも基本的なコマンドは同じですので安心して下さい

まとめ

この記事では、以下について解説しました。

  • LinuxはOSの一種でサーバー用として広く使われていること
  • Linuxは無料で使え、導入コストが低いため多くの企業で採用されていること
  • Linuxを使うために最低限知っておきたいコマンド

Linuxは知っているといろいろとメリットがありますので、興味が湧いた人はまずはコマンドを覚えるところから始めてみて下さい。

ここでは紹介しきれなかった、初心者に覚えてほしいその他のコマンドについてはこちらの記事で紹介していますので是非チェックしてみて下さい。

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また、WEB系でよく使われるプログラミング言語についてもこちらで解説していますので興味がある人は是非チェックしてみて下さい。

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最後まで読んでくださってありがとうございました。
この記事が少しでもみなさまのお役に立てれば嬉しいです。

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